なつきの日記風(ぽいもの)

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「アバター」(劇場:TOHOシネマズ六本木 3D)
JUGEMテーマ:映画


09/12/28 21:39

原題:「Avatar」
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
製作:ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー
製作総指揮:コリン・ウィルソン
撮影:マウロ・フィオーレ
美術:リック・カーター、ロバート・ストームバーグ
編集:スティーブン・リフキン、ジョン・ルフーア、ジェームズ・キャメロン
音楽:ジェームズ・ホーナー
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョバンニ・リビシ、ジョエル・デビッド・ムーア、CCH・パウンダー、ウェス・スチュディ、ラズ・アロンソ
本編:162分

Story
元海兵隊員のジェイクは、遥か彼方の衛星パンドラで実行される“アバター・プログラム”への参加を要請された。パンドラの住人と人間の遺伝子から造られた肉体に意識を送り込むことで、息をのむほどに美しいその星に入り込むことができるのだ。そこで様ざまな発見と思いがけない愛を経験した彼は、やがて一つの文明を救うための戦いに身を投じていく…。

公式サイト



---
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 3,582



さすがに凄かった。
この世界を構築したことについて素直に凄かったと賛辞を送りたい。
ただ、設定やストーリー的に革新的かというとそうでもない。

以下、色々と非難的なことも書きますが、
映画としては好きです。
壮大なSF世界であり、最新の3Dであり、アクションであり、
男の子の大好きな物が詰まっています(笑)。
考えないで観ると、最高です(毒がある?)。

ドラマとしては、自由に行き来できる異次元物なんかに近い。
現実世界のしがらみ(不自由な足)から解放されたその刺激的な世界が、
次第に現実世界よりも居心地良くなってきて、その世界に固執し始める。
現実世界との接点が強くなり、いざ選択を迫られたときには…。
というのは王道パターンとも言える。

先進文明人 vs.未開人 という構図を現実の世の中に投影してみる向きは多い。
そうして考えると、気になるのはグレースの考え方。
グレースはパッと見ナヴィ側についているようにも映るが、
それは心情的なものではなく、あくまでも科学者としての立場に依る。
彼女はナヴィの保護自体を訴えるのでなく、パンドーラの植物が持つ、
情報システムの保護を訴えているのに過ぎない。

「これは迷信でも何でもなく、科学的なものなのだ!」

とパーカーに対して叫ぶ。
極論してしまうと、単なる迷信(信仰)だけのものならば破壊しても構わない。
もし、この映画が現実社会を投影しているならば、ジェームズ・キャメロンの主張は
そういうことと捉えられてもおかしくない。
実のところ、自然崇拝も森林保護も訴えてはいなく、大事なのは情報。
あれ?それで良いのか?


設定だったり世界観だったりは、日本のアニメを想起させる要素も多く、
そういうところで喜ぶ人も多いんだろうな〜、と。
エヴァだったり、ナウシカだったり。
じゃ、何がオリジナルかってーと、それは分からないので、
そこについてとやかく言う気なんてございません。
スター・ウォーズと書いている人がいたり、攻殻機動隊と書いている人がいたり、
100%のオリジナルなんてのは今更出てこないよねってだけのことかと。


アバターのシステムってのは、もちろんしっかり練られていて、
色んな細かい設定がなされてはいるようなのだけど…。

不思議だったのは、いつ眠ってるの?ってこと。
劇中でも軽〜く触れられてはいたけれど、やっぱりよく分からない。
ナヴィとしての昼の生活があり、更に人間としての生活であり、ブリーフィングがある。
ちゃんと睡眠も取っていることになっている。
その点だけはかなり気になった。

後、本人側で可能かはともかく位置情報の確認のための仕組みはないはずないだろうと。
そんなに巨費を投じたアバターが使い捨てってのはないはずで。
あっさりと迷子になって帰ってこないというのは不思議。
細か〜いところは綿密だけど、意外に大きなところに雑な設定が多いってのが…。


一部タイタニックを想起させるBGMあり。
全体にBGMも良いですね。
ま、ありきたりな感じではありますが。
ナヴィを描写する場面では民族系の太鼓ドンドコな曲が多い。
この辺でも新しさを感じられるとより嬉しくはありました。

モーションキャプチャーからエモーションキャプチャーへの進化により、
表情だけじゃなく、全体的な動きについても不自然な感じが減ってます。
重力の処理なんかもプログラム的に進化しているのでしょうね。


ナヴィの世界についても、何かと綿密に設定してあり、
それはよく考えられているとは感じた。
が、非常に残念だったのは濡れ場。
ま、ことさら「濡れ場」というほどのもんじゃないのですが。
それほど細かく描写しているわけではないし、
物語の中でさして重要なシーンでもない。

なんだけど、
ここには人間の世界とは全く違う描写があれば凄く面白かったんじゃなかろうか。
この作品でそうする意味があるかというのはあるけれど、
映倫の人間が頭を抱えるような、
ナヴィならではの官能的な描き方が存在しただろう。
キスだってしなくても良かったんじゃなかろうか。

演技の問題、見ている側の感情移入の問題もあって、
ほぼ人間と同じ形をして、人間と同じような生活を営むナヴィ。
それを人間と違う生物として描く一つの場面になったと思う。

官能的に描くのも良し。
神秘的に描くのも良し。

もし、キスをするにしても、
キスという文化がナヴィになく、
キスをされたネイティリが驚く、という描写があるだけでもそこは面白かった。


一番の笑い処、
エンドロール前の大きな「AVATAR」のロゴの下に被さる様に、
何故か手前にくっきりと浮いている「映倫」の文字。
デカい。
もの凄い存在感。
もはやネタとしか思えない…。


せっかくなので、と思い3D上映を選択。
が、160分という尺の問題もあったかも知れません。疲れました。
TOHO系だったので、ExpanD方式での鑑賞。

160分のメガネ装着は辛いですね。
目が疲れます。
中身的にもこれ見よがしに3Dらしい演出を連発するタイプではありませんが、
それでもやはりシャッター方式の目への負担が大きいのか、疲れます。

絶対的に輝度が半分以下に抑えられてしまうのも、やはり問題です。
暗いなと思いながら観ているのは、やはりこれも目には負担。

3Dの表現方法自体は進化してきてるのかな。
3D作品の多くは3Dのための演出をふんだんに用意してこれでもかってぐらいに、
目の前に物を飛ばしてくるわけです。
スクリーンよりも手前に視点を持ってこようとするわけですね。
確かに3Dの面白みは強調される。


上映前には「Final Fantasy XIII」の3DCM。
観に行く箱を選ぶ際に、会員証を持っていてポイントの付く109シネマズ、
更にIMAX3Dで観られる川崎にしようかとも思ったんだけど、
時間と場所の都合もありつつ、また一つの決め手がこのFFXIIIの映像。

これがまた凄かったです。
フレームレートが低くて、なんだか分からない動きもあるように感じられましたが、
「AVATAR」本編に劣らない美麗なCG絵巻が堪能できました。

いや、むしろこっちの方がAPL(平均輝度)が高くて見やすかった印象。
TOHO系の劇場での限定公開ということもあって、ExpanD向けの調整がなされていた可能性もある。



貼り付けた物はゲーム中の戦闘シーンなんかも含む物ですが、
劇場で上映されたのは完全に映画の予告編にしか思えないようなムービーでした。


客入れ時の場内説明は「鷹の爪団」ですわ。
TOHOシネマズ向けに作ったフィルムでこれが抜群に面白い。
それがそのまま場内マナー向上に繋がっているかはよく分からんけれど、みんな観てます。
場内説明の映像をみんなが観て、笑ってるってのはなかなかありません。



これがTOHO限定ってのは勿体ないなぁ。
これを他でも流用するか、他も対抗して作っちゃえば良いのに。


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09/12/28 21:39
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コメント
from: びじう   2010/04/15 10:37 AM
やばい、一気に見ちゃった。面白すぎ>鷹の爪団


 それはそうと、キャメロン監督とウィーバーさんはブラジルでダム建設反対運動に参加してたりするみたいですよ。
from: なつき   2010/04/15 11:40 AM
びじうさん、まいど〜。
そっちで来たか〜。
良いでしょ、鷹の爪。
ぽっちくんを吉田君の様に育てて一緒にやって下さい。
「た〜か〜のぉ〜つ〜めえええええええええ」って。

おお、プチ情報どうもです。
シガニー・ウィーバーはそういう運動似合うな〜。
キャメロンのことは信じてないけど(笑)。
from: atom   2010/04/19 1:20 PM
> キスをされたネイティリが驚く、という描写があるだけでもそこは面白かった。
ゼントラーディですね(笑)
と、それはさておき、アバターの映画自体はほぼ同感想ですね。
3Dこそ目新しかった(3D映画よく拝見されている、なつきさんには目新しくなかった?)けど、ストーリーも設定もそれほどの新鮮味はなかったかと。
でも、3D喧伝とい大役を任された作品なんですから王道路線で全然構わないとも思います。

> ジェームズ・キャメロンの主張はそういうことと捉えられてもおかしくない。
日本文化大好きとは言え、やはりアメちゃんですから、自然に対する考え方捉え方は日本人のそれとはちょっと違うんじゃないでしょうか。
すんごいザックリな分類になっちゃいますが、同じような自然vs人類(vsというより「共生」の方が適切かもしれませんが)がテーマの「もののけ姫」と「アバター」の対比が、日本人と欧米人(これもザックリな分類ですが)の自然に対する考え方に近いかと。
日本人は自然に対して信仰や畏怖など精神的なものを、欧米人はグレース発言のような科学的な捉え方をするのかなと思います。
最近流行り(?)のエコも欧米的な感じかな〜。ちょっと押し付けがましくて辟易する時もあります、私は。
from: なつき   2010/04/19 1:45 PM
atomさん、まいど〜。
そうか、マクロスか!
異文化交流の驚きがなさ過ぎるのは残念なんですよ。
地球人側がナヴィ側に近づいている構図ではあるものの、
垣間見える地球人文化に触れたナヴィ側の驚きはあるはずで、
とくに、あそこまで深く入り込んだ地球人は初めてだったわけですからね。

あ、地球人的考えで言うと、王様・王妃(という呼び方ではないか?)が
英語を学んでしまっていることは驚き。

3Dの表現としては、実のところ画期的なぐらいに3D感を押し出さない作品でした。
言ってしまうと、案外2Dでも同じ感覚で観られる作品ですよ。
初めて「当たり前のものとして3Dを消化している」という作り方でもあります。

日本的、欧米的というのはあるのかも知れませんね。
自然崇拝といった考え方は結局出て来ませんでしたよね。
あくまでも科学的な見地で、「自然にも大事な要素がある」といった
かなりドライな描き方なのは納得です。
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